楽しい土壌の鉱物マクロの視点で土壌を見てみて、真砂土という土質は土壌粒子のお互いの結合が弱いことが分かった。それに対して、栽培環境を良くしていこうと思ったら、おそらく、土壌粒子同士のつながりを強くすれば良いという判断になった。といっても簡単な話ではない。と言うときに下記の様な意見が出た。納豆菌に頼るしかない!納豆菌かぁ…前に納豆菌が良いと土壌に入れることが流行ったけど、実際のところどうな
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アーカイブ : 2015年11月
窒素高めの有機配合肥料はあり得るか?
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有機配合肥料で窒素成分(N)が高い値を示すことがあり、疑問視する声がある。油粕などの有機肥料はNが7程度、皮粉でも12程度だからだ。しかし、鶏糞に着目すると話は変わる。鶏糞には尿酸が含まれ、分解過程で尿素となる。尿素肥料はNが46%と非常に高い。鶏の生糞を分離して尿酸部分を肥料化すれば、N含有量の高い有機肥料が得られる。これを配合肥料の1/4混ぜれば、全体のNは11%を超える。つまり、高N値の有機配合肥料は理論上可能である。ただし、それは実質的に尿素肥料に近いもので、有機肥料を使う本来の意義からは外れる可能性がある。