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とにかく速いブログサイトを目指す

アーカイブ : 2015年08月

 

老朽化水田は文字通り泥沼

水を張りっぱなしの田に鍬を刺したら、イオウ臭のする臭い泡がぶくぶくと出てきたよ。心なしか、土の色もおかしくね?ということで老朽化水田。土に蓄積した硫酸石灰が還元されることで、人体に有害な硫化水素(H2S)が発生したみたいだよ。この硫化水素だけど、呼吸周りの機能を阻害し、土壌の微生物らに対しても毒性があるため、とある微生物が早急に硫化水素の無毒化を開始する。土の中にはたくさんの鉄がある。水田の中には還元された鉄、すなわち二価鉄(Fe2+)があ

 

ダイコンの播種の流れを追ってみる

このブログでも何度か記載してきたけど、動画の撮影の練習をしている。黒く、旨味が詰まった黒糖肥料栽培の動画って、細かい作業が多くて、三脚を使うとどうにも追いきれないということは分かり、レンズは広く撮影するように開き、しっかりと持って追って撮影をすれば良いということが分かったけど、中腰からしゃがんで動きを追うとなると、どうしても揺れ始めるので、ここを何とかしていきたい。何か支える機材でもあるのかな?

 

あそこの水田から変な臭いがするよ

知らない間に溜まっている石灰で硫酸カルシウムが土壌に溜まって塩類集積の話を記載した。硫酸カルシウムは他のカルシウムと比較して、若干ながら水に溶ける性質を利用すれば、降水で溶けて、降水が用水路に流れることで除塩できるんじゃないの?という考えが浮かぶはず。実際、この考えは正しくて、露地ではなかなか塩類集積は起こらない。(ハウスで発生しやすい)しかしだよ、日本には水田という極力水を逃がさない環境がある。水田だけをずっとしているなら、常に入水と出水を繰り返すから良いけ

 

知らない間に溜まっている石灰

速さの代償で、速効性、つまりは水に溶けやすい肥料は土壌のpHに影響を与えやすいから気を付けろ。という話を記載した。それと同じぐらい気を付けなければならないことがある。それは土壌水分のイオン濃度である。最初に疑えというぐらいカリウムが大事で、植物の根は周りの環境よりも浸透圧を高めることで水を吸収するわけで、溶け易い肥料を多用すると、当然、土壌水分のイオン濃度は高まる。でも、肥料だからイオンになったら植物に吸収されるんじゃないの?という話になるけれども、

 

速さの代償

見るべきものは速さですで記載した硫安水に非常によく溶けるので、効きが速い。肥料を速く効かせたい場合にはとても有効ということになるが、水に溶けるということは、一方で水に与える影響も大きいということになるわけで、注意しなければならないが水に対する溶け易さ以外にもある。それは、その施肥の影響はいつまで続く?に載せた(JA全農 肥料農薬部 施肥診断技術者ハンドブック 2003 96ページから引用)肥料の酸性度で、硫安(硫酸アンモニウム)は三番目に酸性度が高いことが分かる

 

おや、縁の一部の色があせてますよ

朝見かけた青いアサガオ。局所的に五ケ所脱色しているけど、この脱色が妙に目立って目を引いた。不本意な花弁の色のはずなのに、妙に惹かれる紫の箇所。光にかざしても、それは綺麗な紫の箇所。というか、アサガオの青い花弁って、こんなにも光を透過させるのですね。五ケ所の脱色が無ければ、裏側からのぞいてみようとは思わなかった。気付きってどのタイミングで発生するかわからないものだ。

 

SOY Shopの商品レビュープラグインにCAPTCHAを追加

SOY Shopの商品レビュープラグインでスパム投稿に困っているという相談がありましたので、画像に文字を表示するタイプのCAPTCHAを追加してみました。このCAPTCHAはGDを使って出力で、GDが使えない環境では、簡単なキーワードを入力する形式に変更することも可能です。今回の機能のダウンロードはSOY CMSフォーラムから行えます。商品レビュープラグインにCAPTCHAを追加 | SOY CMSフォーラム

 

見るべきものは速さです

肥料成分としての窒素(N)で一般的な窒素肥料である硫安と、徐々に注目されつつある窒素肥料のアミノ酸肥料を記載した。前回の話だと、断然アミノ酸肥料と言うことになるけど、実際のところそんな簡単な話ではない。アミノ酸肥料にはなくて硫安にはある特徴というものがある。それは…という前に肥料の基本的なこととして、肥料は施肥したらすぐに効くわけではなく、溶けてイオン化しなければならないと言うことが大前提となる。それを踏まえた上で、By Edgar181 - 投稿

 

肥料成分としての窒素(N)

黒糖肥料の記事で話題に挙がった肥料袋に必ずといって良いほど記載されているN:P:KこれはN(窒素)、P(リン酸)とK(カリ)がどれだけ入っているか?の指標であり、たとえば、N:P:K = 5:10:5の肥料があり、この肥料が100kg内に、N(窒素)が5kg(5%)、リン酸が10kg(10%)とカリウムが5kg(5%)入っていることになる。なるほど、ある作物では、収穫までに窒素が10kg/10a必要だとすると、この肥料を200kg施肥すれば良いことになる。当然

 

三番蜜を凝縮した黒糖肥料

黒糖肥料 - 京都農販(ラベル:株式会社農産アグリーンのサイトより引用)黒く、旨味が詰まった黒糖肥料の記事で使用した黒糖肥料。これがとてもすごいやつなんで、京都農販さんから紹介を受けたとき、即使用決定した次第です。何がすごいか?それはまず、なんといっても植物性の有機物で、栽培環境に大きく貢献するアミノ酸が多く含まれていること。そのうち記載するけど、肥料でいうN(窒素)には様々な形状があって、作物の養分としてはもちろん、N単体が保肥力や緩衝性といった土壌の化学的

 

黒く、旨味が詰まった黒糖肥料

亮子先生の菜園教室で播種したニンジンが、大体9日程でそこそこ発芽した。夢中になって追っかけてしまったニンジン等の根菜類が発芽したら、その次にくるものといえば中耕ということで、本日は中耕をやってみた。中耕といえば、せっかく土表面を混ぜる機会なので、その前に追肥をしてみた。この追肥、どうしても植物性の有機物を与えたいので、いつもお世話になっている京都農販さんに聞いてみたところ、黒糖肥料 4kg :株式会社京都農販(ラベル:株式会社農産アグリーンのサ

 

SOY CMSで複数のブログ記事をまとめて検索できる機能を作ってみた

とあるサイトで検索機能を追加することになった。前にもこのサイトで作ったじゃないか!というのは置いといて、今回のケースでもまぁ聞いてくれ。検索フォームと検索結果ページを作ってみた1今回のサイトでは、日誌のブログと辞書のブログの二つのブログページを運用している。当然、検索した時も二つのブログページを合わせて結果一覧を出したいもの。しかし、前のスクリプトモジュールブロックだと何かと都合が悪い。というわけで、何でもできるcms:moduleで検索結果ページを作ってみた。SO

 

強靭なあれを壊すための連携

キノコは消毒液がお好き?で過酸化水素は天然で発生するの?ということで調べてみたら、グルコースオキシダーゼという酵素を経て、酸素分子は過酸化水素に還元されるらしい。グルコースオキシダーゼ - Wikipediaグルコースを分解する際に、グルコースから電子を取り出し、その電子はいろんな媒介を経て酸素分子を還元する。O2 + 2e- + H2+ → H2O2有機物から取り出した電子で酸素を還元するならば、土壌中でもあり得る話だよね。とい

 

感染と連作障害@京都農販

京都農販さんの定期勉強会で、感染と連作障害についての話をしました。

 

キノコは消毒液がお好き?

キノコの底力でリグニンペルオキシダーゼ等の酵素でリグニンを分解していくということを記載した。他にもマンガンペルオキシダーゼ等の酵素も使うのだが、オキシダーゼというのが酸化還元に関わる酵素で、酵素とリグニン以外に電子の供給源も見なければならないのかと酸化と還元。中学生ぐらいの頃の理科で出てきた用語で、酸化はある物質に酸素が付くこと、還元はある酸素が付いた物質から酸素を除くことという風なイメージがあるけど、例: マグネシウムの酸化 2Mg + O2 &rarr

 

廃菌床という資材のこと

というわけで、キノコの栽培のことを調べてみた。これは菌床栽培のナメコね。キノコの底力欲しい情報は、廃菌床ができるまでなので、菌床でどのようなものが使われているか?を読んでみた。Wikipediaの菌床栽培の項目によると、主栄養源はコメ糠、ムギ糠(フスマ)、トウモロコシ糠、小麦粉など補助栄養源は貝殻、カルシウム塩、木酢液、ビール酵母粕等を、pH調整や成長促進剤などらしい。主栄養源に米ぬか糖があって、

 

キノコの底力

木の枝から出てくる黒い液で団粒構造の原料としてリグニンがあると記載した。しかし、このリグニン。分解できる生物がなかなかいなくて厄介。森の木を考えてほしい。すぐに分解されたら、あれほど軽くて高くなれる木がすぐに落ちてしまう。ということで、木は折れてからいろんな生物に分解されて朽ちていく。その過程を思い浮かべてみると、木の分解の過程にはキノコがいるよね。そう!キノコがリグニンペルオキシダーゼ等の酵素で分解していく。※1(ペル

 

木の枝から出てくる黒い液

以前どこかの本で、団粒構造の原料としてフェノール性化合物というものが記載されていた。フェノール性化合物?(画像:フェノール類 - Wikipediaより引用)フェノールといえば、細胞からDNAと抽出する際に、タンパクを溶かすという理由で使用するフェノールの亀の甲がついた化合物だよな?この構造の物質はどこにあるの?と調べてみたら、土とは死骸の塊である木の木質部分のリグニンと呼ばれる成分がフェノール性化合物らしい。リグニン - Wikipediaリグニンの式は

 

SOY Shopでセール販売期間設定を追加

SOY Shopで販売期間設定を追加に引き続き、セール期間設定ができるプラグインも開発しました。今までのSOY Shopでは、ある商品をセール販売中にするために、セール設定にチェックをすれば良いが、これだとセール期間終了した商品でもついついセール販売から外すのを忘れてしまい、セール後も安売りしていることに気が付かず、安く販売してしまっていたということが発生する。今回はチェックの外し忘れを防ぐため、セール設定のチェックボックスの下に日付を設定できるフォームを追加

 

とにかくはやめに腐植を突っ込め

自分たちの未来は自分たちで決めるで動けない草が周辺の環境を自ら良くすると記載した。それを踏まえた上で、バークを入れたところと入れないところで極端な現象が発生した。バークを入れたこと以外条件は一緒。肥料として、苦土石灰と油粕を入れていて、左側にはバークを入れ、右側にはバークを入れないという差のみ耕起も同じに日にした。すると、バーク入りの方は草がたくさん生え、右はぽつぽつと生えた。耕起の質と前作までの状況はわからないけど、おそらくこんなに近

 

SOY Shopで販売期間設定を追加

ネットショップを運営していると、販売終了した商品も、以前取り扱っていた商品として表示を残しておきたいということがあると思います。SOY Shopでは、カート非表示プラグインというものがあり、販売終了したものは管理画面から購入できない様にはできましたが、販売終了日に手動でカート非表示のチェックを入れなければならず、終了日についついチェックを忘れてしまうということがありました。逆に、販売再開日にカート非表示を外すということもありました。こんな人的な要因で売上が下がるのも嫌なん

 

自分たちの未来は自分たちで決める

今回も観察からの持論みたいなものだけど、植物が土に根付いたら、排水性が悪いところでも、上の図のように雨上がりに水がはやくに引いていった様に見えた。草が生えれば、雨上がりに長い期間水溜まりができなくなるので、後発の草が生えにくくなる。草抜きをしてみたり、苗を土から抜き取ってみると、上の写真の様に根が硬い土を貫通していることが良く見られる。この土を触ってみると、ボロッと砕けて細かくなる。根が貫通することで、土の塊が細かくなるらしい。草

 

繋がりを断ち切れ

作業を減らしたければ、腐植を突っ込めでバークを投入したところの保水力が上がっていたという内容を記載した。バーク自体が保水力を持つが、それと同じぐらい土表面の割れ目が減ったことも要因だと考えている。割れ目が減ったということは、土同士が強くつながるということがなくなったことが理由なわけで、バークはつながりを弱くすることに一役買ったものだと思われる。では、なぜバークを投入したことによって、土同士のつながりが弱くなったのか?持論レベルではあるが、まとめてみる。

 

SOY CMSのブログで記事の下書きの自動保存機能

このサイトを運営しているSOY CMSですが、ブログの記事の作成中に下書きの自動保存機能が無かったため、書いている途中に回線が落ちたとかで書きかけの記事が消えるということがありました。だったら自動保存機能を作れよということでしたが、ついつい後回しにしてしまい、今までなかったわけです。最近、知人が本気記事を書いている時に突然回線が落ちて記事が消えた時の落胆ぶりを目の前で見て、さすがに作らなきゃいけないなと思い重い腰を上げましたとさ。機能を複雑にすると誤動作により、書きかけ

 

作業を減らしたければ、腐植を突っ込め

先週の亮子先生の菜園教室でニンジンを播種した。ニンジンというのは水を好むので、土表面が乾くと途端に発芽しないんだよね。本当は毎日水を遣らなければならないんだけど、菜園の場所が遠いため、週二回いければ良い方…どうしようかと不織布というものを覆って何とかしのぐことにした。その前に腐植の効果を見てもらおうと、環境がほぼ変わらないであろうところに腐植を入れたところとそうでないところを用意しておいて、どちらの区画にも同じ規則でタネをまいてみ

 

土とは死骸の塊である

劣化で減った保肥力を増やせで劣化した鉱物に対して有機酸を増やすことで保肥力を増加させるということを記載した。有機酸というのは米ぬかの様なデンプンやタンパクが潤沢に含まれているものを分解すれば生成される。で、デンプンやタンパクは何が有機酸まで分解するかと言えば、土壌の微生物だよね。ここでいう微生物は菌以外にもダニとかも含まれる。で、菌とかダニとかも体を構成するからには、当然、タンパクを形成するだろうし、菌や細菌のなかには、有機物を分解する為に消化酵素を土壌

 

劣化で減った保肥力を増やせ

(写真 : 俗に言う良い土とは?)団粒構造は保肥力を持つ。それは一般的に言われていることだが、一点疑問が生じる。主成分の一つに酸化(風化)した鉱物があるとするならば、風化した鉱物は保肥力が弱ってるじゃないですか!?と最初はとりあえず空気に当てとけってとなると、一旦下がった保肥力を上げるための何かが必要だと。今までの記事を思い返してみると、団粒構造は劣化した鉱物に腐植が混じったものであって、鉱物の方が弱ったなら、腐植に頼ればいいじゃない!(写真 : 良さ

 

最初はとりあえず空気に当てとけって

前回の強いつながりに作物の根は入れませんで土同士のつながりが強い土では作物の根がうまく入り込めないため栽培が難しいと記載した。他に、土が大きな塊になっていると、細かく耕すという作業コストが発生するため、就農という面でみたら経費がかさむ。でだ、このつながりをどうすれば弱くなるかと言えば、酸化(風化)でボロボロにしてしまえば良くて、塊ができては砕き、またできては砕きを繰り返せば、いつかはこんな感じでコンスタントに細かくなる。

 

強いつながりに作物の根は入れません

栽培するにはちょっと難しいよな…ひび割れしているし、収量は期待できないよな。ここら辺を掘り上げてみると、大きな塊が出てきた。これね、この塊のところで植物は健全に育ちそうもないよね。そう、栽培にとって環境の悪いところって、土同士が強くつながっていて、普通に掘り起こしたときには、こんな感じの細かさであってほしいのに、互いが強くつながって大きな塊になっているこんな感じになるんだよね。

 

夢中になって追っかけてしまった

俺のPenはセミの鳴き声に苦戦する。夏である。に引き続き、動画関連の話。狭い場所で何とかわかりやすくしようと思ったらついついやってしまった…何をやってしまったか?というのは下記の動画を見てもらいたいのだが、分かりやすくしようと思って、亮子先生を追っかけていくところで、ついついデジカメの向きを変えてしまうということ。撮影している間は問題ないと思ったんだけど、帰って動画の確認をするとそれはもう見にくいったらありゃしない。蝉の鳴き声に続

 

俺のPenはセミの鳴き声に苦戦する。夏である。

dYouTube動画で菜園教室に挑戦!で動画撮影に挑戦してみた。その時に音声がうまく拾えないという課題があったので、俺のPenが集音し続けるぜでミラーレスの愛機にマイクを付けて、本日、動画撮影を再挑戦してみた。結果は下記の動画セミの鳴き声ばかりうまく拾えて、亮子先生が何を言ってるのがさっぱり聞こえない…次の課題は、セミの鳴き声の領域を動画編集ソフトで削れる様になることだな。続く

 

俗に言う良い土とは?

土をまじまじと見てみよう。腐植編までの記事で腐植について見てきた。腐植を入れると・保肥力の向上・緩衝性の向上・排水性の向上・保水性の向上と良いとこ尽くしということが分かった上で、良い土と悪い土を改めて比べてみる。これが悪い土で、これが良い土(同じところの一年後)。見比べてみて大きく異なるのが、土の色。それ以上に土が上記の写真の様に程よい形の塊になっていて、互いの塊の間に程よい隙間ができている。この隙間によ

 

土をまじまじと見てみよう。腐植編

学生の頃、とある講義でこんな話を聞いた。植物の体は分解されて腐植になるに従って、構成していた植物繊維が水を吸い、保水するようになる。とこれですね。ある程度成長した植物の茎が土壌の微生物らによって分解されたことにより、分解された断片が土の一部として混ざっている。これが水を保持するんだったら、こういうものが土壌中にたくさんあれば、土は保水性を持つってことだよね。しかもだよ、上の写真を良く見ると、ところどころに空気の層(間隙と呼ぶ

 

良さは矛盾の中にある

良い畑の土の条件と言えば、今までに挙がった保肥力と緩衝性の他に、く溶性が土のポテンシャルを上げるマイナスは何からできてる?続・マイナスは何からできてる?腐植は動じない排水性と保水性がある。排水といえば、土から水を抜くというイメージになり、保水といえば、土の水分を保持しておくという真逆っぽいことを言ってるけど、そんなこと出来るの?って話題によく挙がる。これから表示する写真は同じ場所で撮影したものここは栽培を開始した直後の時

 

腐植は動じない

土を上の画像の様な感じで配置して、その土を濾過槽として使う。上からpHが低い水を流し込むと、下の水は中性に近い値になるらしい。pHが高い場合でも中性に近い値になるらしい。つまるところ、土にはpHを中性付近にする緩衝性があることが分かるく溶性が土のポテンシャルを上げるこれはく溶性の炭酸石灰や炭酸苦土といった炭酸塩が、土壌中のpHの低い水に触れて中和される。それだと、pHが高い水だった場合はどうなるの?って話になるよね。そこでこんな話がある。

 

続・マイナスは何からできてる?

マイナスは何からできてる?で鉱物由来の保肥力を記載したので、今回は腐植由来の保肥力についてを記載する。腐植を簡単におさらいすると、土は鉱物と植物らの死骸からできている腐植は植物の死骸が土壌で腐ったものというイメージで大きく外れることはないだろう。で、この腐植だけど、どこにマイナスの電荷を帯びる要因があるのか?と言えば、有機物の分解の過程で発生するカルボキシル基を持つ有機化合物、つまりは有機酸がマイナスの電荷を持ち、それが保肥力となる。とつらつらと分かり難い

 

俺のPenが集音し続けるぜ

YouTube動画で菜園教室に挑戦!でミラーレス一眼で動画を撮影してみたんだけど、持っているデジカメだと集音が満足できるものではないんだよね。というわけで、OLYMPUS マイクセット SEMA-1を購入した。他のマイクもつけることができるらしいので、これで次の撮影でリベンジだ!

 

マイナスは何からできてる?

マイナス増やして、大事なものを蓄えろで保肥力は粘土の様な鉱物や腐植で増えると記載した。(粘土鉱物以外の鉱物でも保肥力は増える)で、鉱物はどうやって要素を吸着するか?という話だけど、粘土の詳細を見たときに、各層が層間水というものでつながっていて、その水のところで陽イオンを保持するという話だが、この話をもっとマニアックに見てみると、M. Alexandre, P. Dubois, “Polymer-layered Silicate Nanocomposi

 

特定のプラスで埋めるな

マイナス増やして、大事なものを蓄えろで保肥力:CECの話を記載した。表現が正しいかわからないけど、CECは土壌にマイナスの電気を帯びている箇所があって、そこに要素の中でもプラスのイオンのものが吸着しているというイメージだとすると、土壌がpHに傾く、すなわち水素イオン(H+)が多くなった状態だと、こんな感じで水素イオン(H+)が保肥力の手を埋めてしまうため、pHが酸性に傾くと効きにくくなる要素が出てくるということになる。栽培では一作が終わると、肥料や根酸な

 

動きあるところでも根付けるあれ

近所の川にはこんな感じで岩が連続で置いてあって、その岩を渡って反対側の岸に行ける様になっている。鴨川の亀石ですね。(亀石を知りたければ、京阪の出町柳駅に来ると良い)でだ、最近の大雨による洪水の繰り返しで、亀石にコケが生え始めた。あぁ、子供たちが渡って遊ぶところにコケが生えると危ないな…なんてのはおいといて、この強い流れの中でこんな岩場のところで、よくコケは根付くことができるな。な

 

マイナス増やして、大事なものを蓄えろ

散々、pH、pHと言ってきたけど、何で酸性になるとよろしくないのよ?って話。まぁ、酸性でアルミニウムが溶け出すと言われればイメージが付くけど、く溶性が土のポテンシャルを上げるで載せたpH範囲を見ても、何でこうなるのか?がよくわからん。何て話をつらつらと書いたが、今回の話に密接につながるかよくわからない保肥力の話でも書こうかなと。というわけで本編!保肥力と言えば、粘土鉱物は買ってでも入れろで記載した通り、粘土鉱物にあったり、後の記事に掲載予定の腐植に

 

石灰には気を付けろ

石灰はpHを調整する為に使うものから散々石灰のことを記載してきたが、石灰だからといってpHを調整できるわけではないで記載した通り、石灰はpH調整の資材ではなく単純にカルシウムという意味なだけだから!ということを忘れてはならない。pHを調整する以外でも、そもそもカルシウムは植物が生育する上で大事な成分であって、カルシウム自体を肥料として与えることが多い。さらに言うと、カルシウムを与えるつもりでなくて、pHを調節するつもりでもなく、肥料にカルシウムが含まれることが多く、いつの間にかカルシ

 

ある日、森の中、落ち葉たちに出会った

暑い。暑すぎる。今年の暑さは何なんだよ。そんな中、森に入ったんだけど、見ての通り、前年の落ち葉が蓄積しっぱなし。で、見るとほどよく湿っているだよね。木々の葉で日陰になっているから気温は高くなくて、それでいて土からの蒸散も落ち葉で遮られているから、今日みたいな炎天下でも、森の土は常に湿っている状態になっているのね。畑の土でこうなればいいんだけど、木はあるわけがなく、常に直射日光にさらされているの


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